想いとその活動
子育ては、親だけでも家族だけでもできません。第三者が関わることが大切です。孤立したがために起こる様々な問題に向き合うため、のはらネットワークは日々アンテナを張り行動を起こします。
「人に頼るのが苦手」「頼りたいけど周りに知人がいない」「とにかく思いを聞いてほしい」「子どもとの遊び方や関わり方に悩んでいる」
子育て中の皆さんと日々出会い、そこで感じた『こんな場があったらいいな』を実現する。それがのはらネットワークです。

のはらの団体概要
団体
特定非営利活動法人 のはらネットワーク
所在地
横浜市都筑区中川中央1-39-11
設立年度
2013年
スタッフ
48名
活動内容
乳幼児の一時保育事業、親子の居場所事業など子育て支援に関わる事業
設立趣旨
親も子も、それを取り巻く人たちも、子育ての時をもっと楽しめるように、互いに育ちあい、もっと自分らしく生きていけるように、私たちも一緒に何かできないだろうか…「のはらネットワーク」はそんな思いがつのり、新たに設立します。…
沿革

のはらの今まで
2002年 | 「保育室め一ぷる」設立のはらネットワークの前身である 「めーぷるここ」設立 | 都筑区で子育てをしてきたメンバー(12名)が、自分たちが子育て中に欲しかった「子どものことを第一に考え、困ったときにいつでも預けられる保育園」を作ろうという思いから「みんなちがって、みんないい」をテーマに設立。 働いていてもいなくても乳幼児との生活は困難が伴い、母親自身の情緒の安定が必要。小さな命をはぐくむ重い責任が保護者だけにのしかかり、子育てを楽しむどころか、重荷と感じてしまう。平均年齢が若く(当時35.5歳)核家族が多い都筑区では、地域や祖父母のサポートが受けられない人が多く、子育てに不安を持つ母親や父親への「心の支援」が必要であると強く感じていた。 |
2004年 | 子育てフォーラム開催 都筑の子育てサポート一時保育を考える」開催 |
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2005年 | 「保育室めーぷる」横浜保育室事業認定 | 横浜保育室 定員20名 週2、3日の就労、介護、短時間のリフレッシュ保育など「一時保育」を地域のニーズととらえ運営。 一時保育 1000時間/月 |
2006年 | 「つづき青葉ここクラブ」設立 保育制度を考えるフォーラム 「親も子も幸せになれる保育制度って、なあに?」開催 |
「一時預かり保育」の制度ができた。 神奈川県子ども子育てプロジェクトモデル事業に選出され、次世代育成支援企画を実施した。 |
2007年 | 認可外保育施設として、一時預かり保育専用の「子育て子育ち支援センターぽっぽ」開設 | 「一時預かり保育」の制度ができた。 神奈川県子ども子育てプロジェクトモデル事業に選出され、次世代育成支援企画を実施した。 |
2009年 | 「子育て子育ち支援センターぽっぽ」横浜市乳幼児一時預かり補助事業 認定 開園時間 9時~15時 利用料金 500円 |
「乳幼児一時預かりの補助事業」となり、利用料 800円/時間から500円/時間になることで、利用者が格段に増えた。 パート就労、幼稚園に入る前の集団生活の練習、兄弟児の行事、保後者の通院・出産・療養・産後うつなど様々な理由での需要があった。認可保育所でも一時保育は実施していたが、受け入れが少なく、急なニーズに応えられず、一時預かり事業へのニーズは高まりを感じた。 登録者数 半年で300人 1400時間/月 |
2010年 | 開園時間 9時~17時に変更 保育制度を考えるフォーラム 「保育の社会化」開催 |
登録者数 700人 1500時間/月 |
2011年 | 利用料金300円に変更。 | 認可保育園の利用料金と同額 登録者数 1200人 1800時間/月 |
2012年 | 区内の設立箇所の規制和により、「子育て子育ち支援センターー時保育さんぽ」申請 | 平均年齢が市内18区で最も若く(当時39.4歳)0~4歳の人口比率他区を大きく引き離してトップ(当時5.6%)。若い世代、乳幼児の転入率が高く「ぽっぽ」の定員15人/日の一時預かりに対し、10人/日以上がキャンセル待ちだった。区の中部地域に、新たな一時預かり保育専用の施設が必要だった。 登録者数 1700人2000時間/月 |
2013年 | 「子育て子育ち支援センター一時保育さんぽ」横浜市乳幼児一時預かり補助事業 認定 | 区の中部地域に位置する「えだきん商店街」に開業。 この場所は集合住宅と小学校に隣接し、子ども・障害者・高齢者が集い、交流する遊歩道などがある。地域ぐるみでまちづくり活動に取り組む土壌がある。 1980年代に建設された集合住宅は入居者が入れ替わり、子育て世代が新たに入居している。区のシンボルである自然豊かな緑道に囲まれ、鴨池公園は、子どもが遊ぶのに絶好の場所となっている。 「まんまるプレイパーク」が3日/週(当時)行われ、「さんぽ」は、プレイパーク実施団体と連携している。地域に暮らす人々が互いに助け合い、子どもの育ちを見守っている。 |
2014年 | 「のはらネットワーク」設立 | 「めーぷるここ」で、保育事業と子育て支援事業を行ってきたが、運営の効率化を図り、さらに子育て支援事業の活動を広げるために、「のはらネットワーク」で乳幼児一時預かり事業などの子育て支援事業を担い、深く、広く、柔軟な活動を展開している。働いていてもいなくても、どんな要件でも子どもを預けることができる一時預かりは、ただ預かるだけではなく親が集う場所にもなっている。 |
受賞等
令和6年1月 かながわ子ども子育て支援 奨励賞
令和6年3月 神奈川県青少年育成活動推進者表彰